AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節でハノイFC相手に敗れた浦和レッズ。スウェーデン1部BKヘッケンFF率いるペル・マティアス・ヘグモ氏の招へい、ヘッケンに所属するスウェーデン代表MFサムエル・グスタフソン獲得が確実とみられる中、スウェーデン1部マルメFF所属FWイサーク・キーセ・テリンを獲得する可能性が報じられている。
現在31歳のテリンは、身長189cmで右利きのストライカー。ベルギー1部アンデルレヒトやドイツ1部バイエル・レバークーゼンに在籍したほか、スウェーデン代表の一員として2018年開催のロシアW杯で3試合出場という実績を誇る。
また2021年9月にアンデルレヒトを退団すると、UAE1部バニーヤースSCを経て昨年3月にマルメへ復帰。復帰1年目からスウェーデン1部リーグで2桁ゴールを挙げると、2023シーズンはリーグ戦28試合の出場で16ゴールをマークするなど、持ち前の得点能力を発揮している。
スウェーデン紙『Sportbladet』が今月6日報じたところによると、浦和は近日中にもマルメに対してテリンの獲得オファーを提示するとのこと。ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手はマルメとの契約を2025年12月まで残しているため、移籍金が発生するものとみられる。
浦和の攻撃陣では、FWアレックス・シャルクの退団が決まっているほか、ギニア代表FWホセ・カンテが今季限りでの現役引退を表明している。監督交代の影響もあり、外国籍選手の入れ替えは必至とみられる。