清水エスパルス所属DF高橋祐治は、J1昇格プレーオフ決勝で東京ヴェルディ所属FW染野唯月を倒してPKを献上。決勝ゴールに繋がったプレーもあり、自分自身や元AKB48のメンバーであり妻の高城亜樹さんへの誹謗中傷が殺到。清水が声明を発表する事態に発展しているが、この誹謗中傷問題には同クラブOBの鄭大世氏も関心を寄せている。
高橋は今月2日に行われた東京V戦で、1-0で迎えた後半アディショナルタイムにスライディングタックルで染野を倒してPKを献上。清水はこのPKを染野に決められて引き分けに終わり、土壇場でJ1昇格を逃した。
PK判定の妥当性を巡って議論が白熱する中、高橋は5日にインスタグラムを更新。「誹謗中傷ですが僕に送ってもらう分は大丈夫ですし、理解しております。ただ妻のSNSに送るのはだけはやめていただきたいです。よろしくお願いします」(原文ママ)と綴っている。
また清水は6日に「選手および近親者へのSNSアカウントへ悪質な投稿について」と題した声明を発表。「エスパルス所属選手および近親者へのSNSアカウントへ誹謗中傷のメッセージがありました。誹謗中傷、侮辱、脅迫はいかなる理由があっても決して許されることではありません」
「このたびの内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません。所轄警察署、弁護士へ相談の上、法的措置を含めた適切な対応を取ってまいります」と、誹謗中傷メッセージを送ったSNSユーザーに対して法的措置を講じる構えを見せている。
これには、2015シーズンから5年以上にわたり清水でプレーした鄭大世氏も反応。X(旧ツイッター)で「僕の知ってるエスパルスサポはこんなこと絶対にしない。道を踏み間違えたのなら、すぐに謝り、元の道へ戻りましょう」と呼びかけると、ファン・サポーターから「テセさん、ありがとうございます」「その通りです」「嬉しい言葉だね」といったメッセージが寄せられている。