日本代表DF菅原由勢は、オランダ1部AZアルクマールの主力選手として活躍。AFCアジアカップ出場も期待される中、スペイン代表MFロドリ(マンチェスター・シティ)などスター選手に見劣りしないほどの欧州トップクラスの稼働率を誇っているという。
2019年6月に名古屋グランパスからAZへ移籍した菅原は、海外挑戦1年目から出場機会を確保。昨季オランダ1部リーグ26試合の先発出場で3ゴール8アシストと結果を残すと、今季はここまでリーグ戦全14試合スタメン出場で4アシスト。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)でもここまで全9試合先発と、不動の右サイドバックとして活躍している。
そんな中、国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』は今月はじめ、UEFA(欧州サッカー連盟)管轄下のリーグでプレーするフィールドプレーヤーを対象とした「2023年の公式戦出場時間」ランキングを公表。
これによると、出場時間が最も長い選手はMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)で5748分とのこと。2位にDFダビド・ハンコ(フェイエノールト)が5248分でランクインしているほか、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)が5223分で3位となっている。MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)をはじめビッグクラブでプレーする選手もトップ10に名を連ねる中、菅原は4928分で12位に。欧州でプレーする日本人選手で最長の出場時間を誇っている。
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『CIES』公表の「2023年の公式戦出場時間」ランキング
1位:ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)-5748分
2位:ダビド・ハンコ(フェイエノールト)-5248分
3位:アントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)-5223分
4位:パトリック・ベルグ(FKボデ/グリムト)-5141分
5位:ドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ)-5050分
6位:マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)-5049分
7位:アーサー・フェルメーレン(アントワープ) -5015分
8位:フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)-5002分
9位:ウィリアム・パチョ(アイントラハト・フランクフルト)-4981分
10位:ネマニャ・グデリ(セビージャ)-4977分
11位:ロドリ(マンチェスター・シティ) -4964分
12位:菅原由勢(AZ) -4928分
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