荒木遼太郎 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズ所属のU21日本代表MF荒木遼太郎は、今季終了後に国内移籍の可能性が浮上。川崎フロンターレをはじめ複数クラブからの関心が一部で報じられる中、ファン・サポーターの間で鹿島退団が確実との見方が広まっている。

 荒木は2020年に東福岡高校から鹿島へ加入。高卒1年目の2020シーズンにいきなりJ1リーグで26試合に出場すると、翌2021シーズンはほぼ全試合スタメン出場で10ゴール7アシストをマーク。1994年の城彰二(ジェフユナイテッド市原)以来、史上2人目となる10代でのJ1リーグ2桁得点という偉業を成し遂げた。

 この偉業達成もあり、一時はセルティックや移籍の可能性が取りざたされた荒木。昨年夏には、鹿島OBである内田篤人氏がリバプールからの関心を明かしていたが、昨季は監督交代の影響や負傷離脱もあり、リーグ戦で13試合の出場。今季も岩政大樹前監督のもとで13試合の出場でノーゴールと結果を残せなかった。

 荒木の去就を巡っては、鹿島での出場機会減少もあり、川崎やFC東京、セレッソ大阪、ジュビロ磐田など複数クラブによる争奪戦が一部で報じられている。

 そんな中、同選手のインスタグラムアカウントに変化が。今月6日の時点で、プロフィールから鹿島に関する要素が無いと話題に。一部の投稿も削除されているほか、アイコンの変更を指摘するファン・サポーターも。「インスタから鹿島が消えている…」「本当に退団するのかな?」などと、退団覚悟の声が沸き起こっている。