働き方を変えるためのDXサービスを提供するSansan株式会社は、2023年12月13日(水)、14日(木)に「Sansan名刺納め祭 THE FINAL」を開催します。
「Sansan名刺納め祭」は、ビジネスの出会いの証である名刺を納めることで1年の出会いに感謝し、来年のビジネスの良縁を祈願するイベントとして2015年から行われてきました。
紙書類のデジタル化を祈って……
同社では2023年9月、提供する名刺アプリ「Eight」に「タッチ名刺交換」機能を搭載。それを機に、デジタル名刺をスタンダードとすることを発表していました。
2023年の名刺納め祭が“THE FINAL”と名付けられた理由は、紙の名刺を納めることを今回で最後にし、2024年以降名刺をはじめとした紙書類のデジタル化が進むことを願ってのことだといいます。
なお、同社が行った名刺交換に関する調査では、約4割が今後デジタル名刺の使用を希望するとの結果が出たそうです。
ご祈祷や会社員応援ブースなどが楽しめる
毎年恒例の「名刺納め」では、持参した名刺を会場に設置された専用スキャナーで名刺アプリ「Eight」にまとめて取り込み、スキャンして不要となった名刺は、境内に置かれた「護縁箱」へ納められます。
さらに、事前に特設サイトから申込を行った希望者は、神田明神の神職からご祈祷を受けられます。
場内に設けられた「会社員応援ブース」では、「来年の運試し」として、来場者が巨大ガラポンに挑戦。オーダースーツギフトカードやワイヤレスイヤホンなど「会社員が動きやすくなるグッズ」が景品として用意されるそうです。
年代ごとに紙・デジタルの好みが分かれた調査
同社が提供するアプリ「Eight」は、名刺交換をしたことがあるビジネスパーソン1,000人に「名刺交換の実態調査」を実施しました。
「紙の名刺に関するトラブルを経験したことがあるか」という問い(単一回答式)に、半数以上(51.9%)が「はい」と回答しました。
トラブルの内容についても単一回答式でたずねると、「商談時に名刺を切らした(23.4%)」「商談時に名刺入れを忘れた(16.1%)」「交換した名刺を紛失した(10.4%)」「名刺が折れ曲がっていた(10.2%)」など、紙の名刺ならではの課題が多くみられたといいます。
今後使用したい名刺として若い世代では「デジタル名刺」の需要が高まっていることも明らかに。
一方で40代から60代では、半数以上が紙の名刺を挙げており、世代間で考え方が大きく異なっていることが伺えます。