日本時間12月3日、プレミアリーグ第14節でリバプールはフラムと対戦し4-3で勝利した。同試合で逆転ゴールを挙げたリバプール所属DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、主将DFフィルジル・ファン・ダイクのゴールパフォーマンスについて答えたインタビューに注目が集まっている。
7ゴールの撃ち合いを制したリバプールが決めたゴールは4つとも素晴らしいものだった。先制点(オウンゴール)に繋がったアーノルドのフリーキック、MFアレクシス・マック・アリスターの初ゴール、MF遠藤航の同点ゴールはホームスタジアムを興奮の渦に巻き込んだ。そして最も盛り上がりを見せたのは、アーノルドが決めた逆転ゴールだった。
同試合後、地元メディア『LFCTV』のインタビューでアーノルドは「ホームでは、試合を終わらせなければならない。試合をコントロールすることはできたが、3失点はすべてひどいものだった。運が良かったわけではなく、僕ら(リバプール)がベストな状態でなかったときに相手(フラム)につけ込まれた」と結果に満足していないことを伝えた。
その上で、決勝ゴールが決まった際にファン・ダイクが膝で滑るゴールパフォーマンスを披露したことには次のように言及している。
「あのゴールパフォーマンスを見れば(決勝)ゴールがどれだけ重要な意味を持つかわかると思う。彼(ファン・ダイク)は膝に切り傷(2020年10月に前十字靭帯を損傷したときの手術痕)がある。彼のような冷静沈着な選手が膝スライディングをするのは初めて。(怪我が)再発するリスクは冒したくなかったはずだ」
「順位表の上位に留まることが非常に重要だった。今週半ばから始まる大事な1週間が待っているので、そこに向けて勢いをつけることができて良かった」
第14節でマンチェスター・シティがトッテナム・ホットスパーと引き分けた(3-3)ことで、リバプールは現在2位に浮上。プレミアリーグ初ゴールを決めた遠藤と、同クラブの今後の優勝争いに期待がかかる。