ブラジル3部サンベルナルドFC所属のブラジル人FWマテウス・オリベイラが、Jリーグクラブへの加入で合意に達したと現地で報じられている。
現在26歳のオリベイラは、身長173cmで左利きのウインガー。サントスをはじめブラジル国内の複数クラブを渡り歩いており、昨季はミラソウでブラジル3部リーグのタイトルを獲得。今年1月からAAインテルナシオナルでプレーし、サンパウロ州選手権では全12試合中11試合でスタメン出場していた。
そして今年4月にはAAインテルナシオナルからサンベルナルドFCへ移籍。サンベルナルドFCで迎えた今季は、ブラジル3部リーグ全25試合中18試合でスタメン出場し、2ゴールをマーク。右ウイングの他に攻撃的MFとしてプレーする試合もあった。
ブラジルメディア『rapidonoar』によると、オリベイラとサンベルナルドFCの契約には、国外移籍のみ容認するという条項が盛り込まれていたとのこと。選手本人がアジアでのプレーを望む中、今月はじめまでにJリーグクラブと契約を交わしたという。
またドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、両者の契約は今季終了後に満了。オリベイラは先月にサンベルナルドFCを退団しているため、Jリーグクラブは移籍金ゼロでの同選手獲得を決めたとみられる。