バイキングツアーを満喫
2日目の午前中にWORLD’S ENDへのウォーキングツアーへ。ノルウェー観光で検索すると必ず出てくる名所。
午後からはバイキングツアーがあるというので参加してみる。
簡単にレクチャーがあり、バイキングシップに乗り込む。
下船後はバイキングの成り立ちや特徴、バイキングシップの建造方法を学び、その後バイキングランチ。
いやいや、それより何より気になるのは送迎に使われたこのバス、そのエンジン音からノンシンクロと思われるギアシフトなどこちらも中々の良い体験。
その後は夕食を挟み各国間での交流で夜中まで声が途切れる事はありませんでした。
各国のオーナーズクラブ単位で集合している箇所があったり、テントで話し込んでいたり。
お互い片言の英語で少し話をしてみて、みんなそれぞれにCBXを楽しんでいる様子が伝わってくる。
それこそ今はBertやCalyがいろんな部品を供給してくれるし、部品のハブセンターCMSもオランダにある。
だから昔より今の方が維持するのは簡単になったと言う。
一台のオートバイを長く乗るという文化は日本よりはるかに古いヨーロッパ、蓄積された経験と知識で維持しながらCBXライフを楽しんでいるようだ。
逆に車両価格が高騰しているのは世界共通のようで、以前のように簡単に購入することはできなくなったとも言っていた。
それでもみんな走ることが好きで、中には数十万キロ走っているCBXもある。
仲間たちの助けに思わず感動
3日目は朝起きるとどうにも体調が優れず、風邪をひいたのか少々熱っぽい。
ということを言ったら数分後にアスピリンが届き、「俺はドクターだ、往診してやる!」とドクターが来て血圧、心拍を測られ、聴診器で心音、気管音など診察を受け、PCR検査までしてもらうことに。
幸い診断としては普通に風邪でPCRもマイナス。
しかし、このノルウェーなんですけど?何ですか?この対応。ホントにビックリです。
同じオートバイを好きで、乗ってるというだけで、みんなこんなにも手を差し伸べてくれる、なんの見返りも求めず。もう嬉し涙で枕が濡れます。
で、本題に戻りますが、少々天候不順もあり当初の予定から変更され、この日はDC−8での遊覧飛行も残念ながら中止に。午後からはショートなライドアウトへ。
数十人が一緒に走る為にはまずそのルートの確保、そしてはぐれない為に隊列の中に案内役を何人も挟む。
それだけでなく、さほど飛ばすようなペースではなくともアンビュランスカーが控え、ドクターヘリが待機するという。
RALLYのホストを務めるというのは本当に大変な仕事なのだ。
それでもみんな仲間だ家族だと進んで協力してくれる、オーナーズクラブってちょっと堅苦しい感じもするけど、ことCBXに関して言えば日本でもヨーロッパでもとてもフレンドリーで楽しい人たちの集まりですよ。
で、夕飯後は主催者が選んだ各賞の表彰。
一番古い(フレーム番号の若い)CBXを乗ってきた人、一番遠くから走ってきた人(今回はフランスからでした)、などなどそれぞれに小さなトロフィーが贈呈されておりました。
ちなみに自分もスペシャルゲスト?枠で頂いております。
その後はお決まりのようにまた深夜近くまでみんな話し込んでおりました。