目次
2.福井県「平泉寺白山神社」
3.和歌山県「神倉神社」
2.福井県「平泉寺白山神社」
約1300年前に開かれたと言われている平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)は、別名「苔宮」「苔寺」と呼ばれ、境内はあたり一面に緑のじゅうたんが敷かれているような美しさを誇ります。
参道は「日本の道100選」にも選出され、境内の幻想的な景色は、まるで壮大な物語の中にタイムスリップしたかのよう。
かの有名な平家物語では木曾義仲の火打合戦に登場し、義経記では源義経が「有名な平泉寺に行きたい」と立ち寄ったエピソードが描かれています。
すぐ近くの総合ガイダンス施設「白山平泉寺歴史探遊館まほろば」では、白山の歴史や自然を学ぶことができるので、時間があればこちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。
■住所
〒911-0822 福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-63
■アクセス
えちぜん鉄道 勝山永平寺線「勝山」駅よりタクシーで15分
3.和歌山県「神倉神社」
神倉神社は天ノ磐盾という崖の上にあり、”熊野古道中の古道”といわれる長い石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。
538段の急峻な石段を登る必要があるため、ハイヒールやサンダルは避けてなるべく歩きやすい靴で参拝しましょう。
毎年2月6日夜に行われる「神倉のお燈祭り」が有名で、「上り子」と呼ばれる男性陣2000人が御神火の宿る松明を持ち、山頂から石段を駆け下る姿は、国の重要無形民俗文化財にも指定されており、息を吞むほどの迫力に満ちています。
■住所
和歌山県新宮市神倉1-13-8
■アクセス
JR紀勢本線「新宮」駅より徒歩15分