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まとめ

まとめ

良好な陣屋の遺構が残る胆振では、毎年未開の地で亡くなった先人たちをしのび、慰霊祭を行っている。一方、若い世代の関心は薄いままで、30代の筆者が室蘭の陣屋を訪れようとしたときには、住民が好奇のまなざしを向けてきた。200年以上の出来事に興味を持つ方が少数派かもしれない。
敷地内に伸び放題の草、散乱した鹿のふん。関心を広げるには、景観の良さや設備の充実が鍵となる。

海とはいえ、ロシアは日本とも国境を接している。未解決の北方領土問題をはじめ、両国の関係は良いとはいえない。良好な関係を継続する方法を考えなければならない。陣屋が機能したのは過去であり、あくまで「観光資源」であってほしいものだ。

提供元・北海道そらマガジン

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