イタリアの勇断

日本と同様に首相が頻繁に代わる駅弁首相を誕生させて来たイタリアが2019年に下院と元老院を合わせて354議席を減らす法案を議会で通過させた。その後の国民投票でもそれに賛成票が70%近い支持を得た。

改正後の最初の議会が現在のイタリア議会である。下院の定数400議席に元老院が200議席となった。嘗ては前者が630議席、後者が315議席であった。

この議員削減によって10年間に10億ユーロ(1200億円)の節約になっているとされている。

日本の政府は真剣に議員削減を実行に移すべく取り組むべきである。と同時に自民党に代わる政権の取れる政党を誕生させるべきだ。

 

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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