オーストラリア・タスマニア島の自然が育むウイスキーの味とは。
サイズ酒販が、タスマニア島に本拠を置く「スプリングベイ蒸留所(Spring Bay Distillery /以下、SBD)」のシングルモルトウイスキーおよびジン・ウォッカ計7アイテムを12月14日(木)より販売する。
タスマニアを拠点にウイスキーを造る「SBD」
SBDは、2015年にカム・ベレットさんとスージー・ベレットさん夫妻によってタスマニア島東海岸に設立されたマイクロ蒸留所。2019年にはケンブリッジに第2蒸留所を建設するなど、進化を続けるオーストラリアの気鋭の蒸留所の一つだ。
同蒸留所は、生産プロセスに一切の妥協をしないという信念の元、シングルモルトウイスキーの製造を行なっている。
原料はプレミアムなタスマニア産の大麦を100%使用。地元の工場で製麦したあと、糖化作業を経て5日間程度かけて丁寧に発酵させる。そうしてでき上がった高品質なウォッシュを蒸留して原酒を製造。さらに、仕込み水にはタスマニア島東海岸の透明度の高い雨水を5段階の濾過にかけた上で使用するなど、“タスマニアの素材”にこだわっている。
ウイスキーやスピリット、全7アイテムが登場
同蒸留所が造るシングルモルトウイスキーにもさまざまなタイプがある。今回サイズ酒販が販売するものとしては、シェリータイプの「Apera(アペラ)」、ポートタイプの「Tawny(トゥニー)」、1stフィルのバーボン樽で熟成させた「Bourbon」、シェリーやラムのソレラシステムに着想を得た「Solera Muscat cask Finish」の4アイテムがラインナップ。
スピリッツには、オーストラリア産小麦をベースにした「Classic GIN」、「Classic GIN」をベースにラズベリーで風味を付けた「Pink GIN」、そしてタスマニア産大麦とオーストラリア産小麦を使用したスムーズな口当たりの「VODKA」の3アイテムが揃う。
特に「Tawny」は、「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023」で金賞を受賞、またベストオセアニアンウイスキーの部門賞も受賞した逸品。最初に何を試せばいいか悩んだら、こちらをセレクトすれば間違いなさそうだ。
タスマニアのクリーンな雨水を仕込み水に使ったウイスキー。他のウイスキーとの味の違いを、自身の舌で直接確かめてみてほしい。
(IKKI)
※価格は全て店頭想定価格/税込