ルーカス・フェルナンデス 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属のブラジル人MFルーカス・フェルナンデスは、今季限りでの退団が決まった模様。セレッソ大阪や海外移籍報道が飛び交う中、同選手の妻が札幌サポーターに惜別のメッセージを送っている。

 ルーカスは2019年にブラジル1部フルミネンセから札幌へレンタル移籍。来日1年目から公式戦40試合に出場すると、完全移籍へ移行。翌2020シーズン以降もサイドを主戦場に活躍していたが、今季は負傷により出遅れると、リーグ戦で22試合の出場。シーズン後半戦ではコンスタントにスタメン出場も、リーグ戦ラスト2試合では出番が無かった。

 ルーカスの去就を巡っては、今月3日のJ1リーグ最終節・浦和レッズ戦後にC大阪移籍、海外移籍の可能性が報じられていた。また本人は昨年10月、ブラジルメディア『Esporte News Mundo』のインタビューで「札幌との契約は2024年までだ」とコメント。今季終了後に契約満了を迎えることも明かしていた。

 すると同選手の妻が4日夜にX(旧ツイッター)を更新。札幌のユニフォームを身にまとう夫の姿をアップした上で、「残念ながら、見たくなかった瞬間がやって来ました。それは挑戦と学びに満ちた、苦闘の5年間でした。この旅で私たちのそばにいてくれたすべての人に感謝します。さあ、新たな道を歩む時が来ました。またお会いしましょう。今までありがとうございました」と、札幌退団を明言。

 5日未明には「ルーカスに別れを告げたい人のために言うと、彼は火曜日にブラジルに来る予定です…彼のフライト時間は今日の午前7時30分です」と投稿すると、ファン・サポーターから「札幌へ来てくれてありがとう!」「これからも頑張って!」などと、感謝のメッセージが多く寄せられている。