横浜F・マリノス所属DF角田涼太朗は、今月3日に行われた明治安田生命J1リーグ最終節の京都サンガ戦で一発退場。京都所属FW原大智を倒したシーンを巡って様々な意見が飛んだり、清水勇人主審への批判が相次ぐ中、FC町田ゼルビアOBの鄭大世氏が判定に疑問を投げかけている。
議論の対象となっているのは、前半19分のシーン。原が自陣からのロングフィードに反応して裏のスペースに抜け出した後、ボールが横浜FMのペナルティエリア手前でバウンド。角田が原との競り合いで相手を倒すと、清水主審は角田に対してレッドカードを提示した。
ただこの場面では、角田の振り上げた左足がボールに触れている。クリアミスにより原を倒した格好となっているが、鄭大世氏はDAZN制作番組『J ZONE2023』出演時に当該シーンを確認した上で「(角田の足が)ボールに触っているけどね。退場は厳しいなあ」と、判定に首を傾げる。
その上で「VAR(ビデオアシスタントレフェリー)、中とチェックしての退場ですもんね。選手もあまりルール理解していないところありますからね。あのような細かいところは」とコメントを残している。
またX(旧ツイッター)上では、「角田退場シーンはDOGSOの4要件が揃ってるようには見えない」「角田が先にボールに触っていて、原はボールをコントロールできていなかった」「清水主審許さない」といった声が。DAZN制作番組『Jリーグジャッジリプレイ』での解説を求めるファン・サポーターもいる。