名古屋グランパスのサポーター 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ最終節の名古屋グランパス対柏レイソル(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)は、敷地内での事故により45分遅れでキックオフ。ネット上で体調不良者の容体を心配する声が上がる中、浦和レッズサポーターを攻撃するSNS投稿が物議を醸している。

 名古屋の発表によると、試合前に会場内で事故が発生したとのこと。岐阜県警岐阜北署は「敷地内で体調不良が確認され、救急車が呼ばれた」としている。これにより、名古屋の今季ホーム最終戦は、14時45分キックオフに変更となっている。

 この事案を巡っては、「スタジアム内、もしくは周辺で遺体が見つかったという情報が飛び交っている」という真偽不明の情報が錯そう。「遺体発見」というワードがトレンド入りしている。

 そんな中、とあるSNSユーザーが「長良川競技場で遺体?!レッズサポの仕業か?!」と投稿。「不謹慎だ」などといった批判が相次ぐと、当該SNSユーザーは投稿を削除した上で「みんなに怒られたので消しました!ごめんなさい絶対しません!」と謝罪。ただこの投稿以外でも、真偽不明の情報をもとに、名古屋に対する否定的な投稿が複数確認されている。

 名古屋のホームゲームでは、今年8月に行われた天皇杯の浦和戦で、試合後に浦和サポーターが暴徒化。この事案でも浦和と名古屋への言及が散見されている。