空席はどうなる?

サントス議員の選挙区のあるロングアイランドと呼ばれる地域では近年共和党が支持を伸ばし、サントス氏自身、第3地区の議席を10年ぶりに民主党から奪還したとして注目を浴びた。

ポリティコによると、ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は10日以内に特別選挙の日程を決定する。選挙日は、発表後70日~80日以内に行われなければならない。

特別選挙は2月に開催される見込みとなるが、勝利者には早くも6月に2024年の予備選が控えている。

ABCニューヨークによると、民主党からは2017年から2023年まで第3地区の下院議員を務め、昨年ニューヨーク州知事選の予備選でホークル知事に敗退したトーマス・スオジ氏、昨年サントス氏に敗退したロバート・ジマーマン氏、アンナ・カプラン元ニューヨーク州上院議員が出馬する可能性が取り沙汰されている。

共和党からは最大で20人が出馬する可能性が囁かれており、なかでも元ニューヨーク市警察の刑事だったマイク・サプライコーン氏と元イスラエル国防軍兵士のマジ・ピリップ氏が最有力とみられている。