「ウェスティンホテル東京」は、約30年間の歴史とDNAを継承しつつリニューアルし、12月4日(月)にグランドオープンする。
ロビー、ゲストルーム、クラブラウンジ、バーやレストランを改装し、多様な価値観を尊重した都会のウェルネスホテルへと生まれ変わる。
より豊かで快適な滞在環境と洗練されたホテル体験を
同ホテルでは、10月にオープンしたロビーラウンジなどに加え、フロント、全ゲストルーム、エグゼクティブラウンジ、スカイバーなどの改装を終えた。
リニューアルコンセプトは、“Heritage and Reinvigoration(継承と再生)”だ。1994年の開業以来初となる大規模なリノベーションにより、来年に迎える開業30周年に向けて、多様な価値観を持つゲスト一人ひとりに唯一無二の滞在を提供する「都会のウェルネスホテル」を目指す。
恵比寿の原風景をデザインに
同ホテルのデザインは、既存のオーセンティックな西洋の様式美を継承しながら、恵比寿の土地が持つ歴史や原風景からインスピレーションを得たデザインを取り入れることで、“Modern Heritage(モダンヘリテージ)”を表現した空間が生まれた。
モチーフとしたのは、豊かな水脈や近隣に望むあふれる緑、そしてかつて恵比寿の象徴でもあった、芳醇な味を生み出していたビール工場といった恵比寿の「原風景」だ。
オーセンティックな都会のウェルネスホテル
ここで、リニューアルした施設の一部を見てみたい。
同ホテルの1階全体は、西洋の室内温室「オランジュリー」をコンセプトに、ホテルを取り巻く美しい自然の景色と調和した空間としてシームレスにつながるようデザイン。
大理石の柱の奥に位置するレセプションエリアは、フロントデスクのバックに設けた大きな窓が庭の緑を切り取り、グリーンウォールとなってゲストを迎える。
くつろぎの空間
デラックス、エグゼクティブをはじめ、スイートを含むすべてのゲストルームをリニューアルした。室内にいながらこの地を囲む豊かな緑を想起させるインテリアで、心地よいくつろぎの空間として生まれ変わった。
最上階のウェスティンクラブ
ウェスティンクラブフロアとスイートルームに宿泊するゲストが利用するウェスティンクラブは、17階から最上階に移動。美しい東京の景色でゲストを迎える。
チェックイン・アウトの手続きのほか、時間にあわせてブレックファスト、ティータイム、イブニングカクテルなどが楽しめる。
スカイバー「エスカリエ」
「エスカリエ」は、恵比寿の上空に潜むスカイバーだ。扉の奥には、幻想的な光で演出された空間の中、東京の煌めく景色が目の前に広がる。
世界最高のバーアワードをはじめとする数々の栄冠に輝く「The SG Club」が、同店のために創作したカクテルやモクテルが登場。また、総料理長によるここでしか味わえない大人のデザートなど、この最上階にたどり着いたゲストのみが得られる驚きと感動に満ちた特別な体験を提供する。
鉄板焼「恵比寿」
「恵比寿」は、同ホテルの最上階から、東京の夜景や晴れた日には世界遺産の富士山も望めることができる鉄板焼レストランだ。
立ち上る炎をコンセプトにデザインされた壁のライトが照らす落ち着いた空間の中、職人の熟練した技術を駆使して自然が生み出す最高の食材を焼き上げる。
新しくなった「ウェスティンホテル東京」で、恵比寿らしい体験をしてみては。
ウェスティンホテル東京
所在地:東京都目黒区三田1-4-1
(田原昌)