90年前に建てられた近代モダン建築の元小学校を保存・活用し誕生したヘリテージ(遺産)ホテル「ザ・ホテル青龍 京都清水」は、12月1日(金)より、かつての学校給食からヒントを得たディナーコース「九食」にて冬メニューの提供を開始した。
冬の京都旅で、過去の自分を振り返る食体験を楽しもう。
9つの要素で構成される「九食」
歴史ある小学校の建物を活かしたホテルならではのディナーコースとして今年度よりスタートした「九食」は、かつての学校給食を大人版に変換し、旬の食材、地産地消、食材を提供する生産者を大切に、空間、器にもこだわり、一品ごとに想いの詰まった至福の味わいを提供している。
9つの要素で構成されていることから、言葉遊びで「給食」を「九食」に。食事を味わいながら、自身の過去を振り返る、ここでしか体験できない食体験となるだろう。
テーマは「底冷えの京の街で味わう心寛ぐ冬の味」
12月より提供する冬メニューは、和のエッセンスが散りばめられた、心も身体もほっこり温まるディナーコース。テーマは「底冷えの京の街で味わう心寛ぐ冬の味」だ。
京都には、長い歴史と四季折々の豊かな自然の中で洗練されてきた食文化があり、季節ごとに特色のある料理が生み出され受け継がれてきた。
コースは京の正月をイメージした「白味噌」仕立てのスターターから始まり、同ホテルの印象的な大階段に見立てた木枠で提供する、小学校の6年間のような6皿の和前菜に続く。
さらに、京料理を軸とした旬の食材、地の物を中心に全9品のコースで提供する。
また「九食」は、このコースのために作られたオリジナルの器を使用する。地元清水焼の「蘇嶐窯」は、実際に窯元の家族がホテルの前身である元清水小学校に通っていたという縁もあり、作り手の想いがこもった、目でも楽しめる一皿一皿を料理に驚きと華を添える。
季節を「食」で感じながら、かつての冬に想いを馳せる自分と向き合う時間を、この場所でしか味わえない料理とともに堪能できる。
宿泊しないと味わえないディナー「九食」
和と洋を織り交ぜた9つのセクションに分け構成される「九食」の冬メニューの提供期間は、12月から2月末までだ。
宿泊者限定で楽しめる「九食」のディナー付き宿泊プランの料金は、1室1名利用時1名あたり105,000円、2名利用時は1名あたり62,500円となっている。
「ザ・ホテル青龍 京都清水」で、料理を通じて人生を振り返る、「時」を感じるディナーを楽しんでみては。
ザ・ホテル青龍 京都清水
所在地:京都府京都市東山区清水2丁目204-2
(MOCA.O)
※価格は税・サ込