セール・ギラシ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドが、シュツットガルトに所属するギニア代表FWセール・ギラシ(27)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。

 今夏にアタランタからデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを獲得したユナイテッド。同選手は今季のUEFAチャンピオンズリーグでは5試合で5ゴールを記録しているものの、プレミアリーグでは不発の状況が続いており、エリック・テン・ハグ監督は競争相手としてギラシの獲得に興味を持っている模様だ。

 そして、ユナイテッドはすでに移籍の可能性を打診するためにギニア代表FWの代理人と連絡を取ったという。同選手には1750万ユーロ(約27億9000万円)の契約解除金が設定されているが、ユナイテッドはフランス代表FWアントニー・マルシャルを売却できるかどうかにかかっているようだ。

 フランスのラバルでプロキャリアをスタートさせたギラシは、複数のフランスクラブやケルンを経て2022年9月にシュツットガルトへ移籍。今季から完全移籍に移行すると、高い決定力やオフ・ザ・ボールの動き出しを武器にブンデスリーガ10試合で15ゴールを記録している。