年末が近づくにつれ、ふるさと納税をおこなう人が増えていきます。では、実際にふるさと納税を利用する人はどの程度いるのでしょうか。また、利用しない理由はなんなのでしょうか。今回は、SMG菅原経営株式会社が20歳以上70歳未満の有職の男女全国1000人を対象に実施した「ふるさと納税」に関するアンケート調査をご紹介します。
5割超がふるさと納税制度の利用経験なし

ふるさと納税制度の利用経験があるのは4割弱(「SMG菅原経営株式会社」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)
「ふるさと納税制度を利用したことはありますか?」と質問したところ、利用している人・利用経験がある人は4割弱(36.8%)であることがわかりました。「利用したことがない」と答えたのは5割超(53.2%)であり、利用経験がない人の方が多いことがわかります。
利用者の多くが限度額を把握し、「ワンストップ特例制度」「確定申告」で寄付を申告

ふるさと納税限度額を把握している利用者は4割以上という結果に(「SMG菅原経営株式会社」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)
ふるさと納税制度の利用経験がある人に、「自身のふるさと納税限度額を把握していますか?」とたずねたところ、「把握していない」と答えた人は6.5%にとどまり、「把握している」「なんとなく把握している」との回答がそれぞれ4割を超える結果に。ふるさと納税制度を利用する人の多くは限度額を理解し、活用していることが明らかになりました。

大半の人は「ワンストップ特例制度」「確定申告」で寄付を申告(「SMG菅原経営株式会社」調べ)(画像=『オトナライフ』より 引用)
また「ふるさと納税制度の寄付の申告方法は何ですか?」と質問すると、「ワンストップ特例制度」「確定申告」がそれぞれ4割を超える結果になりました。申告方法を決めている人や把握している人が多い一方で、「まだ決めていない」という人は5.2%。そういった人たちの中には、今年度はじめてふるさと納税制度を利用する人もいるのではないでしょうか。