国立感染症研究所が11月27日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2023年第46週(11月13~19日)の患者報告数は10万6940人という結果になった。前週(11月6~12日)は8万5766人で、前々週(10月30日~11月5日)が10万4359人だったことから、再び10万人に戻ったことになる。なお、定点当たりの報告数は21.66(前週は17.35)となった

インフルエンザ患者報告数は再び10万人に戻る、東京都は5082人
インフルエンザ患者の報告数 (マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)(画像=『BCN+R』より 引用)

43都道府県で前週よりも増加

 都道府県別での定点当たり報告数は、佐賀県(47.26)、北海道(39.21)、長野県(35.59)、宮城県(31.86)、愛知県(28.88)、山形県(28.77)、鳥取県(28.59)、福島県(28.35)、長崎県(28.23)、福岡県(27.56)、熊本県(27.20)、鹿児島県(26.73)、山口県(25.64)、大分県(25.38)、山梨県(24.93)、三重県(24.58)、岡山県(24.46)、群馬県(24.15)、広島県(23.73)、岩手県(23.38)、島根県(22.61)、香川県(22.40)、静岡県(21.98)、奈良県(21.96)、千葉県(21.84)、埼玉県(21.71)の順。43都道府県で前週の報告数よりも増加し、4都道府県で前週の報告数よりも減少した。

インフルエンザ患者報告数は再び10万人に戻る、東京都は5082人
定点医療機関当たり患者報告数
(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
(画像=『BCN+R』より 引用)
インフルエンザ患者報告数は再び10万人に戻る、東京都は5082人
都内流行マップ・保健所別
(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)
(画像=『BCN+R』より 引用)

 11月24日発行の「東京都インフルエンザ情報」では11月13~19日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が5082人(前週は4779人)、定点当たり12.25と前週(11.46/定点)よりも増加した。定点当たりの患者報告数は19保健所管内で注意報レベル10.0を上回り、警報レベル30.00の保健所管内が「島しょ」だった。

提供元・BCN+R

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