マンチェスター・ユナイテッドが、ジェノアに所属するルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシン(21)の獲得に興味を示しているようだ。ルーマニア『プロ・スポーツ』が伝えた。
ユベントスでプロキャリアをスタートさせたドラグシンは、サンプドリアとサレルニターナへの武者修行を経験後、2022年7月にジェノアへ移籍。翌年に完全移籍に切り替わると、空中戦の強さや長いリーチを活かした鋭いタックルを武器に今季のセリエAここまで13試合に出場している。
そんなドラグシンに対して、ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハグ監督は守備の穴を埋めるための理想的な補強だと考えている模様。同選手の契約解除金は3000万ユーロ(約48億4000万円)に設定されており、交渉が早まれば1月に退団する可能性もあるようだ。
ただ、ルーマニア代表DFにはバルセロナやミラン、アーセナル、トッテナム・ホットスパーも視線を注いでいる模様。イングランド代表DFハリー・マグワイアや元フランス代表DFラファエル・バランに退団の可能性が浮上しているが、ユナイテッドは獲得に成功するのだろうか。