目次
手洗い洗車とガソリンスタンド洗車機どっちがおすすめ?
【5STEP】手洗い洗車のやり方とポイント
手洗い洗車とガソリンスタンド洗車機どっちがおすすめ?
車の洗車をしたことがない方は「みんな手洗いと洗車機どっちで洗車してるんだろう」と疑問に思う方もいるのではないのでしょうか。
この章では、手洗い洗車と洗車機を使った洗車どっちがおすすめなのかを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
【結論】手洗い洗車がおすすめ!
上記の画像は、マーケティングリサーチ会社GfKJapanの「洗車に関する調査」を行ったところ、自分で自身で手洗いが51%、洗車機利用が38%、店舗で手洗いが11%と半数が自分で手洗いしていることがわかりました。
アンケートからわかる通り、自分で手洗いするメリットが大きいです。なぜ手洗いがおすすめなのか、メリット・デメリットを紹介していきます。
メリット①細かい部分まで洗車できる
手洗い洗車は自分の気になる箇所であったり、洗車機では落とせないような細かい汚れを落としたりすることができます。
メリット②傷がつきにくい
車の洗車では力加減が難しく、洗車機では傷がつく可能性が高いです。
手洗い洗車の場合、汚れの状態に合わせて柔らかいスポンジとブラシで力加減を調整できるので、洗車機と比べ傷がつきにくいとされています。
デメリット③ガソリンスタンド洗車より時間と費用が掛かる
手洗い洗車はガソリンスタンド洗車に比べ、時間と費用が掛かってしまいます。手洗い洗車は、人間が手洗いで行うので洗車機よりも時間がかかってしまいます。また、洗車道具を集めるのに費用は掛かることも。
ですが、 時間やお金はかかっても、丁寧に仕上げたい人は手洗い洗車がおすすめです。
時短派にはガソリンスタンド洗車機がおすすめ
時間をかけず、とにかく安く抑えたい方には洗車機がおすすめです。待ち時間さえなければ、ガソリンスタンド洗車機は数分で洗車が完了します。コーティング同時施工コースを選んだ場合でも、DIYでコーティングを行なうより遥かに時短できます。
ガソリンスタンドの立地条件にもよりますが、平日の仕事帰りの時間帯や、大型連休(GW、お盆、年末年始)、雨上がりの休日などは混み合います。手洗い洗車の予約を受け付けている店舗もあるようですので、事前予約がおすすめです。
【5STEP】手洗い洗車のやり方とポイント
洗い洗車は、所有者自身をはじめ「人の手」で作業ができるため、車に傷を与えるリスクが軽減できたり、細かいところまで丁寧に洗えたりするのが強みです。
しかし、間違えた方法で作業をしてしまうと、かえって車にダメージを与えてしまう可能性があります。
人力で洗車をするのであれば、丁寧に作業をして車を綺麗な状態に仕上げるのがおすすめです。
この項目では手洗い洗車の方法を、以下5つの段階にわけて解説してみました。
- 水を使って車の汚れを流す
- シャンプーを使ってボディを洗う
- タイヤ・ホイールを洗う
- ボディについたシャンプーの泡を水で流す
- 水気を拭き取って仕上げる
手順1:水を使って車の汚れを流す
1つ目の手順は「水を使って車の汚れを流す」です。
洗車前のボディやタイヤ、ホイールにはホコリ、砂、泥など様々な汚れが付着しています。汚れが残った状態でスポンジやタオル、ブラシなどを使いボディを磨いてしまうと、傷ができて消えなくなる恐れがあります。
傷を作るのを避けるために、家庭であれば水道水、コイン洗車場での作業であれば用意されている高圧洗浄機を利用して、水を使い車の汚れを落としましょう。
ただし、次の順番で、車の各箇所についた汚れを落とすとよいかもしれません。住宅の部屋を掃除するのと同じく、「上から下へ」の意識で作業を進めてみましょう。
- ルーフ
- 乗降用ドア、ボンネット、バックドア付近
- 下回り
- タイヤ&ホイール
- フェンダーアーチ(タイヤハウス)周辺
【補足】洗車の頻度が多いなら「家庭用洗浄機」がおすすめ
お手頃な費用で水を使うならコイン洗車場の高圧洗浄機がおすすめですが、家庭用でも高圧洗浄を設定できる洗浄機が一般向けで販売されています。自宅の駐車場で作業をする頻度が多いなら家庭用の洗浄機を購入するのもよいでしょう。
手順2:シャンプーを使ってボディを洗う
2つ目の手順は「シャンプーを使ってボディを洗う」です。
水で車体全域についた汚れを落としたら、車用のシャンプーとスポンジを使ってボディを磨きましょう。
シャンプーを使用する際は水を使って泡立てると効果的です。水の入ったバケツにシャンプーの液を加えて、泡立った段階でスポンジをバケツに入れます。
泡がついたスポンジをボディに当てて一定方向に動かし、くすんでいる、あるいは汚れている箇所を磨きます。適度なタイミングでスポンジを清潔な水で濯ぎ、泡をつけ直すと効果的です。
【補足】傷消しコンパウンドなどが含まれていないシャンプーを使おう
ボディを洗う際に使用するシャンプーですが、余計な成分の含まれていないシンプルな商品を選んで購入するのをおすすめします。
近年では、ボディの傷消しができるコンパウンド剤が配合されたシャンプーも販売されていますが、新車やボディに傷がない・少ない車両へ使用するとかえってダメージを与える可能性があるからです。
手順3:タイヤ・ホイールを洗う
3つ目の手順は「タイヤ・ホイールを洗う」です。
「上から下へ」の意識で洗車の作業を進めるべく、ボディを洗ったのちにタイヤ・ホイールを洗いましょう。
タイヤとホイールで洗い方が異なるため、別々に解説しています。
タイヤの洗い方
タイヤを洗う際は、ボディと異なり別のアイテムを用意するのをおすすめします。
スポンジ(ボディ用と別に用意する)
ブラシ・歯ブラシ(細かい箇所を磨きたいときに効果的)
作業手順は、用意したスポンジやブラシを使いタイヤの表面やトレッド部分を磨くだけです。ブラシを使うと、溝に小石が挟まっていたり、砂が詰まっていたりしている状態を解消するのに役立ちます。
ホイールの洗い方
ホイールを洗う際もタイヤと同様、ボディと異なり別のアイテムを用意するのがおすすめです。
スポンジ(ボディ用と別に用意する)
ブラシ・歯ブラシ(細かい箇所を磨きたいときに効果的)
ホイールクリーナー(ボディに使うシャンプーと同様の役割をする)
作業手順は、ホイールクリーナーをホイール全体に吹き付けてから、ボディと同じく一定の方向にスポンジやブラシを動かして汚れている箇所を磨くのみです。
ただし、ボディとは異なり、ホイールクリーナーは乾いてしまうとシミになって取れなくなってしまうため、適度に水で流すように心がけましょう。
手順4:ボディについたシャンプーの泡を水で流す
4つ目の手順は「ボディについたシャンプーの泡を水で流す」です。
タイヤ・ホイールも含めて車体全域の汚れを磨いて落としたら、残っているシャンプーの泡を水で洗い落とします。
手順1で解説したとおり、「上から下へ」の流れで車体全域に水を撒きます。家庭用もしくはコイン洗車場に設置された高圧洗浄機を使うとよいでしょう。
- ルーフ
- 乗降用ドア、ボンネット、バックドア付近
- 下回り
- タイヤ&ホイール
- フェンダーアーチ(タイヤハウス)周辺
手順5:水気を拭き取って仕上げる
5つ目の手順は「水気を拭き取って仕上げる」です。
シャンプーを残さずに洗い流したら、ボディやタイヤ・ホイール、さらに窓ガラスに残った水滴を拭き取ります。
【補足】別々の拭き上げ用タオルを用意しよう
水気を拭き取る際には、該当の箇所ごとに別々の拭き上げ用タオルを用意するのが安全です。
仕上げと思って気を抜かず、箇所ごとに使うタオルを分別して水気の拭き取りを行えば、傷を防ぎ、車を綺麗な状態にできるでしょう。