11月21日は、「フライドチキンの日」だった。ケンタッキーフライドチキンの日本第一号店がオープンしたことで、制定されたとのことだ。そこで、チキンを食べたいと思い、しかも、せっかくなら、いろんな味を楽しみたいということで、今回は惣菜の宝庫であるスーパーのライフで3種類のチキンを購入してみた。ライフといえば、最近話題になっている大人気のスーパー。惣菜コーナーには数多くのこだわり商品が並ぶため、期待ができそうだ。
柔らかな肉とスパイスのハーモニー
フライドチキンの日ということで、まずはスタンダードな商品「14種スパイスのサクサクチキンフィレ」を実食。フィレは鶏むね肉のことで、柔らかい肉質が特徴だ。ハーブやスパイスに肉を漬け込んでいるそうで、本格的な味わいが期待できる。
肉には全体的にしっかりと味がついており、柔らかくて噛みやすい。衣も、サクサクというよりはしっとりとした食感。残念ながら、ジューシーさはそこまで強くない。揚げたてのアツアツ、カリカリ感はないが、温め直さなくても十分おいしくいただける。
14種のスパイスが入っているが、辛さや独特な味は感じず、旨味とハーブのような爽やかさが感じられた。王道のチキンの味わいで、脂っこさが少ないため、子どもから年配まで楽しめるのではないだろうか。
ネギとタレがチキンと相性抜群!油淋鶏
続いてのチキンは、甘辛ダレがおいしい「ねぎたっぷり!油淋鶏」。油淋鶏の本場中国では茹でた鶏肉を使うそうだが、日本では揚げた衣つきの鶏肉を使う。ねぎ好きの筆者は、今回の3種の中で一番食べるのを楽しみにしていた。
肉を覆うくらい、たくさんのネギが入っており、開封すると甘辛いタレとねぎのいい香りが漂う。鶏肉1枚の上にねぎはもちろん、タレもたっぷりとかかっており、これ一つあれば1人分の食事のおかずにぴったりなのもうれしい。
肉はとろりと柔らかでジューシー。ねぎのシャキシャキとした食感がアクセントになっていて相性抜群だ。タレは、甘さと辛さのバランスがちょうどいい。オレンジやりんごも使われているようで、スパイシーさとフルーティーさの両方が味わえる。味わいは濃いが、鶏肉がしっとりと柔らかいため、そんなに重くないのもポイントだ。
たっぷりのタルタルで口のなかが幸せに!チキン南蛮
こちらも、たっぷりのソースが目を引く「若鶏もも肉のタルタルチキン南蛮」。宮崎県発祥の日本料理だが、家庭で作るのはなかなか面倒なため、スーパーで手軽に購入できるのはありがたい。
やっぱり気になるのは、タルタルの味。マヨネーズと卵の味がしっかりと絡み合い、濃厚でおいしい。そこに玉ねぎのシャキシャキ感が加われば、口の中が幸せでいっぱいになる。
たっぷりのタルタルをつけて食べる鶏肉も柔らかさと衣の付き加減が絶妙で、ソースに負けないくらいおいしい。食卓に出せば、子どもも大人も大喜びするだろう。
さずが総菜に力を入れているライフ
さすが惣菜に力を入れているライフだけあって、どれもおいしくいただくことができた。ぜひチキンの商品を、チェックしてほしい。(エフェクト・霜越緑)
提供元・BCN+R
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