世界を狙えるウイスキーが、薩摩の地から新たに誕生。

西酒造が、御岳蒸留所で初めて蒸留されたシングルモルトウイスキー「御岳 THE FIRST EDITION 2023」を発表。12月20日（水）11時より、THE ONTAKE DISTILLERY WEBにて抽選販売をスタートする。ボトル当選者には、1月10日（水）から順次発送が行われる予定だ。

御岳蒸留所初のウイスキーが誕生

「御岳 THE FIRST EDITION 2023」は、西酒造の180年にわたり培ってきた醸造技術が詰まった、御岳蒸留所初となるシングルモルトジャパニーズウイスキー。

御岳蒸留所は、錦江湾と御岳（桜島）を望む標高約400メートルの高台にある。同蒸留所は2019年に開設され、豊富な天然軟水、冷涼で貯蔵に適した気候、そして澄んだ空気の元、ウイスキー造りへの挑戦を始めた。

ウイスキー造りに使う水は、毎分1,000リッター以上湧き上がる天然軟水。蒸留所周辺の豊かな森によって、長い年月をかけて濾過され磨かれてきた水だ。

酵母は、西酒造が保持する酵母から選抜したものを使用。さらに、厳選された二条大麦、シェリー古樽など、御岳蒸留所のウイスキーには鹿児島の風土と西酒造の伝統が息づいている。

芳醇な香りを引き出すため、設備にもこだわる

御岳蒸留所の蒸留釜は、初留も再留も、両方ともラインアームの角度を上向きに設計している。そうすることで、スチル上部までたどり着いたフルーティで深い香味成分だけを取り出せるのだ。

このようにして生まれた「御岳 THE FIRST EDITION 2023」は、すっきりした口当たりとバランスの取れた香味が特徴。

色調はやや赤みを帯びた琥珀色で、焼きリンゴやアプリコットのように甘やかな香り、柑橘の皮のように爽やかな風味、スパイスやトーストのような香ばしさが絶妙に折り重なり、芳醇な香りと素晴らしい味わいを作りだす。

ウイスキー好きならば必ず手にしたい1本と言えそうだ。

御岳 THE FIRST EDITION 2023
価格：14,300円（税込）
Alc度数：43%
原材料名：モルト
内容量：700ml

（IKKI）