守田英正 写真:Getty Images

 日本代表MF守田英正は、ポルトガル1部スポルティングCPと契約延長の可能性が現地で報じられているが、MF三笘薫(ブライトン)やDF板倉滉(ボルシアMG)、MF鎌田大地(ラツィオ)など他の日本代表選手と比べて条件面で劣るようだ。

 守田は川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、昨年夏にスポルティングCPへ完全移籍。加入1年目の2022/23シーズンからポルトガル1部リーグ戦でコンスタントに先発出場すると、今季はMFマヌエル・ウガルテの退団もあり、ここまでリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場している。

 契約延長の可能性は以前から報じられていたが、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は今月29日に「スポルティングが守田に契約延長オファーを提示。現行契約は2026年6月に満了を迎えるが、契約期間は1、2年延長される。契約解除金は4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)にアップする」とリポート。

 年俸額について「現在の年俸はチーム内で低いレベルにあり、40万ユーロ(約6500万円)~50万ユーロ(約8000万円)程度だ。今回の契約延長により、70万ユーロ(約1億1000万円)~80万ユーロ(約1億3000万円)にまで引き上げられる」と伝えている。

 森保ジャパンの主力選手だと、三笘が先月下旬にブライトンと契約延長。英メディア『ロンドン・ワールド』は、両者が新たに年俸416万ポンド(約7億5000万円)の5年契約を結んだと報じている。

 またドイツ誌『ビルト』は今月中旬、板倉がボルシアMGから年俸400万ユーロ(約6億5000万円)を受け取っているとし、チームで3番目の高給取りだと報道。今年夏にアイントラハト・フランクフルトからラツィオへフリー移籍した鎌田は、新天地の年俸額が300万ユーロ(約4億5000万円)とみられている。