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運転姿勢の見直しやミラーの調整で格段にやりやすくなることも
ミラーやカメラだけではなく直接目で見ることも大切
運転姿勢の見直しやミラーの調整で格段にやりやすくなることも
「ながら操作をしない」のほかにも、シートの座り方やステアリングハンドルの高さ、距離が適切か確認したりミラーの見え方を調整したりといった運転前の基本をしっかりと見直すことでも改善する場合があります。
最適なポジションで運転できない場合、車両周辺の安全を見るための視界を確保しにくくなってしまったり、繊細なペダル操作や正確なステアリングハンドル操作ができません。これらを正しくなおすだけで運転への苦手意識がなくなったという人もいるため、運転を始める前に一度確認してみましょう。
シートやステアリングハンドル、ミラーを一度調整していたとしても、その日の体調等によって最適なポジションは微妙に変化していますし、車も経年変化によるシートのへたりやサスペンションの沈み込みなどで購入当初とは状態が異なります。ちょっとずつ変化するため気づかないことが多く、その変化に慣れていってしまっていると、知らないうちに運転がしにくくなっているということも。
また、停車しているときと実際に走行しているときで体の位置が違う場合もありますので、実際の運転動作をしながら確認してみるとよいでしょう。
ミラーやカメラだけではなく直接目で見ることも大切
車を後退させるとき、カメラからの映像をガイドライン付きで確認できるモニターがついていたり、「パノラミックビューモニター」や「アラウンドビューモニター」のような車の周囲を上から見下ろしたようなアングルで確認できるモニターは、今では多くの車に採用されるようになった便利な機能です。
車がまっすぐに停められているか、運転席からは直接確認できない死角に危険がないかなどドライバーをサポートしてくれるため、車を購入する際にはこの機能が必須だとする人も少なくありません。
しかし、この機能も万全ではなく死角もあるため、頼りすぎは禁物。中には「駐車時の周辺確認はモニターだけで済ませる」というドライバーもいますが、過信したことで物損事故や人身事故を起こしてしまったという例は数多くあります。
これらのモニターに接続されているカメラの多くは、広い範囲を映すよう広角レンズを採用していることがほとんどです。広角レンズで映るものはモニターの中央から離れるほど小さく映り、実際の距離よりも遠くにあるように見えるので、モニターだけを頼りに進むと急に近寄ってきたように見えてヒヤリとする場合も。
車の周辺を確認する際は、距離感をつかみやすい目視が基本。モニターはあくまでも補助として使い、その機能を過信しないことが大切です。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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