菅原由勢(写真左)と上田綺世(写真右) 写真:Getty Images

 日本代表DF菅原由勢は、オランダ1部AZアルクマールの主力選手として活躍。同選手に関するスペイン紙の報道に誤りがあり、オランダメディアが「菅原に突然の移籍だ」と反応するなど話題を呼んでいる。

 2019年6月に名古屋グランパスからAZへ移籍した菅原は、海外挑戦1年目から出場機会を確保。昨季オランダ1部リーグ26試合の先発出場で3ゴール8アシストと結果を残すと、今季はここまでリーグ戦全試合スタメン出場。不動の右サイドバックとして活躍している。

 そんな中、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、28日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード対フェイエノールトのスタメンを予想。フェイエノールトの右サイドバックに誤って菅原の名前を記載したのだ。

 これには、オランダメディア『NHD』が「突然の移籍?スペイン紙がAZ所属選手をフェイエノールトのスタメンに指名。フェイエノールトは秘密兵器を擁している」と報道。AZ公式X(旧ツイッター)アカウントは、今月13日のAZ戦後における菅原とFW上田綺世がユニフォーム交換する時の様子をアップした上で、「菅原はフェイエノールトのユニフォームを手に入れたかもしれないが、それでも彼は我々の選手だ」と、皮肉を交えながら反応している。

 なおアトレティコ対フェイエノールトでは、FWサンティアゴ・ヒメネスがスタメン出場しており、上田はベンチスタート。一方、AZは30日にUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)ズリニスキ戦を控えており、菅原のスタメン出場が予想されている。