本格的な冬がはじまる前に今年のニットはもう手に入れただろうか。冬のワードローブに欠かせないニット。素材で選んでも良いし、シルエットで選んでも良いが、今年はハンドメイドのニットにこだわってみてはどうだろうか。
今回紹介するのは、この冬どうしても手に入れたいハンドメイドニットブランド。見るだけでも暖かい、着るだけで気分が上がるようなハンドクラフト感の漂うニットだ。
①「マクマホン ニッティング ミルズ(MacMahon Knitting Mills)」
「毎日着たい服」、「気がつけば着ている服」をブランドコンセプトにアルゼンチン、メキシコ、アメリカなど中南米諸国のカルチャー、ライフスタイルからインスピレーションを受けた服を展開している「ニッチ(Niche.)」のニットライン。ネパールにて生産されており、大きなフラワーパターンやガイコツのデザインなど遊び心あふれるアイテムが豊富なのが特徴の一つ。価格帯は2万円から3万円程。ぜひ冬の主役となるアイテムを見つけてほしい。
②「ヒマラヤン クライマーズ ハンドニット(HIMALAYAN CLIMBER'S HAND-KNIT)」
「マクマホン ニッティング ミル」と同様にヒマラヤの玄関口、ネパールにて生産されているハンドメイドニットブランド。1950年代以前、アウトドアウェアが普及していなかった時代にヒマラヤの登山者の身体を寒さから守るためのギアとして生まれた背景をもっている。ネパール・カトマンズの職人が一枚ずつ手編みしており、生産量が非常に少ないため、冬を待たずに品薄となるそうだ。価格帯は2万円から3万円程。冬の争奪戦がはじまる前に手に入れておきたいところだ。
③「気仙沼ニッティング」
宮城県気仙沼市を拠点にするハンドメイドニットブランド。元々は東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市の復興支援として2012年に開始したプロジェクトが「気仙沼ニッティング」の始まり。気仙沼の編み手が一つ一つ丁寧に編むセーターが高い人気を誇り、一年待ちの商品もあるという。毛糸のカラーバリエーションが豊富なフルオーダーやセミオーダーのアイテムが中心であり、購入後のメンテナンスまで対応している。価格帯は8万円から17万円程。ぜひこの機会に10年間着続けられるニットを手に入れてほしい。
文・田村太陽/提供元・SEVENTIE TWO
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