古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、25日に行われたスコットランド1部リーグ第14節マザーウェル戦でスタメン出場も不発。チームも1-1と引き分けただけに、現地では古橋の不調を心配する声が上がっている。

 昨季アンジェ・ポステコグルー前監督のもとで30ゴール以上をマークしていた古橋は、今季もコンスタントにスタメン出場。リーグ戦14試合の出場で6ゴール2アシストを挙げているが、マザーウェル戦では本来の爆発的なパフォーマンスは影を潜めた。

 セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』は、サッカーサイト『Fotmob』のデータを引用して「マザーウェル戦における古橋の予想ゴール数 (xG) はわずか0.03だった。彼がいかに孤立していたのかを強調している」とリポート。古橋が昨季ほどの決定力を発揮できていない背景として、以下のように綴っている。

 「彼はブレンダン・ロジャーズ監督のもとでゴールを決めるのが難しいと感じ始めている。直近6試合でわずか1ゴールだ。指揮官が戦術面で微調整を施したことが、この日本人選手に悪影響を与えている可能性がある」

 セルティックは今月28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージでラツィオと対戦する。MF旗手怜央やFW前田大然の負傷離脱も古橋のパフォーマンスに影響を与えていると考えられるが、MF鎌田大地との日本人対決で復調のきっかけを掴みたいところだ。