AZアルクマール所属の日本代表DF菅原由勢は、今月26日のオランダ1部リーグ戦でスタメン出場。今季ここまで好調を維持しているだけに、現地の解説者からも高い評価を受けている。
2019年6月に名古屋グランパスからAZへ移籍した菅原は、海外挑戦1年目から出場機会を確保。昨季オランダ1部リーグ26試合の先発出場で3ゴール8アシストと結果を残すと、今季はここまでリーグ戦全試合スタメン出場。不動の右サイドバックとして活躍する中、26日のフォレンダンム戦では後半24分までプレーし、チームの勝利に貢献している。
フォレンダンム戦における菅原のパフォーマンスには、かつてフェイエノールトやモロッコ代表でプレーしていたカリム・エル・アフマディ氏が感銘を受けた模様。同氏は米メディア『ESPN』のサッカー番組で以下のようなコメントを残している。
「菅原はラストパスだけでなく、オーバーラップでも非常に力強いプレーをしていた。個人的な意見だが、彼はオランダで一番素晴らしいサイドバックだと思う」
「彼はインサイドでのプレーがうまいし、クロスも良い。シュート力も持っている。確かに本当に良い左ウイングとマッチアップしたら苦戦するかもしれない。ただ攻撃面では、彼はAZにかなりの付加価値を与えていると思う」
日本代表でも右サイドバックのレギュラーポジションを掴んでいる菅原。今年夏にはスポルティングCPをはじめ複数クラブからの関心が報じられていただけに、来年1月以降のステップアップ移籍も期待される。