日本酒とスイーツの美しいマリアージュ。
キモノデザイナー・アーティストの斉藤上太郎氏が手掛ける「JOTARO SAITO CAFÉ GINZA SIX 店」にて、吉川醸造(きっかわじょうぞう)の日本酒「雨降(あふり)」を使ったスイーツ3種を12月1日(金)より販売開始する。
日本酒「雨降」を使用したスイーツが登場
登場するスイーツはすべて違った手法で、日本酒「雨降」を使用している。
ブラックあんみつには酒粕を用いた白玉、マロンケーキにはふわふわの日本酒と米のカプチーノを合わせて提供する。また、ショコラベースのアイスは日本酒をかけて味わえる。
日本酒「雨降あふり」スイーツ 誕生秘話
今回のスイーツが誕生したきっかけは、吉川醸造と同グループのホテルの館内着やインテリアファブリックのデザインを斉藤上太郎氏が手掛けたこと。
「JOTARO SAITO」が進化する最新の伝統としてキモノを発信し続けることと同じく、吉川醸造も日本が誇る文化と伝統としての日本酒を発信することを目指しており、同志として日本酒スイーツを開発した。
斉藤上太郎氏プロフィール
斉藤上太郎氏は京都出身。祖父に染色作家の故・斉藤才三郎氏、父に現代キモノ作家・斉藤三才氏を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれる。
27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求。現在はTVや雑誌などメディアにも頻繁に紹介され、日本を代表するキモノデザイナー、テキスタイルアーティストとして活躍中。
「伝統の進化」「和を楽しむライフスタイル」を提唱し、プロダクトやインテリアの制作まで多方面で才能を発揮している。
枠にとらわれない日本酒をつくる老舗「吉川醸造」
吉川醸造は1912年、大正元年に創業。古くは「雨降山」とも呼ばれた丹沢大山の麓にある日本酒蔵だ。
麹造りの段階から最小単位の手造りによる蓋麹法の採用など、故・杉山晋朔博士の醸造理念に基づいた丁寧で繊細な酒造りには定評があり、神奈川県下では「菊勇(きくゆう)」の銘柄で知られてきた。
2021年には新銘柄「雨降」を発表。米をほとんど削らない低精白の酒、低アルコールの酒、花酵母や古代米を使った酒など、既存の日本酒の枠にとらわれない酒造りに挑戦している。
贅沢なスイーツを味わえるのはこの機会だけ。東京・銀座で新しいスイーツを味わって欲しい。
JOTARO SAITO CAFÉ GINZA SIX店
所在地:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
営業時間12:00 – 17:30 ラストオーダー 17:00
定休日:不定休
※提供日程は公式インスタグラムにて告知
※前日までの予約が必須
(hachi)