謎のNFTアーティスト・GORO ISHIHATA氏の写真展「POW!」が、12月8日(金)から10日(日)まで、東京・押上で開催される。
同展は、GORO ISHIHATA氏がフィルムカメラで撮影し、フォトグラファーのMuto Yuya氏が自家現像と手焼き銀塩によって制作したモノクロ写真を展示。GORO ISHIHATA氏が探求する「イデア的な世界」と「再構成された現実」を表現する。
写真展「POW!」が東京・押上で開催
今回の写真展「POW!」は、活動や思想、そもそも存在そのものが謎に満ちたGORO ISHIHATA氏の魅力と輪郭を引き出す企画。写真というメディアを使って現実と虚構の境界をぼかし、鑑賞者の視点や想像力を刺激する。
NFTとして展示作品を販売
同展の展示作品はすべてNFT(Non-Fungible Token)として、NFT販売プラットフォームOpensea内の「GORO Photography」にて オークション形式で販売される。
作品は異なる5つのテーマに分けられており、うち「LAND」「CHAOS」「WORLD」のオークションは既に終了。11月27日(月)から12月3日(日)22時までは「TOWN」、12月4日(月)から7日(木)22時までは「CREATION」をテーマにしたオークションが開催される予定だ。
NFTで展開される写真作品はフィルムをデータ化したものとなり、どことなく柔らかな印象。一方、展示プリント作品は明るさやコントラストをMuto氏の解釈で行っているため、コントラストが際立った重厚なイメージに仕上がっている。
12月9日(土)に暗室プリント体験イベントを開催
12月9日(土)12時からは、暗室プリントを体験できる特別イベントを実施する。参加費は現金3,500円、もしくはGORO ISHIHATA氏のコミュニティ通貨による支払いが可能だ。先着3名と枠が限られているため、気になった人は専用フォームから早めに申し込みたい。
イベントでは2Lサイズのプリント(12.7cm×17.8cm)を使用し、主にドライフラワーをモチーフに制作。制作したものはもちろん、持ち帰ることができる。
アナログとデジタルが融合する新しいアート体験を楽しみたい。
POW!
日時:12月8日(金)~10日(日)15時~20時
会場:寫眞喫茶 アウラ舎
所在地:東京都墨田区押上1-15-5
入場料:無料 ※ワンドリンクオーダー制
(IKKI)