【いま注目のトレンドワード・394】 映画やゲームの話題がトレンド入りすることも多いX(旧Twitter)。11月8日には「ゼル伝実写化」がトレンド入りした。「ゼル伝」とは、大人気ゲーム「ゼルダの伝説」のこと。任天堂が「ゼルダの伝説」実写映画化を正式発表したことで大きな話題を呼んでいる。

マリオに続く大ヒット映画になるか?

 「ゼル伝実写化」がトレンド入りした11月8日、任天堂公式サイトで「ゼルダの伝説」実写映画化が発表された。プロデューサーを務めるのは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂さんと、「スパイダーマン」「アイアンマン」などマーベル作品の名作を手掛けてきたAvi Aradさんが共同で担当する。

 監督は大ヒット映画「メイズ・ランナー」シリーズでメガホンを取ったWes Ballさん。この錚々たる顔ぶれに、ネット上では「マーベルのプロデューサーなら間違いない」「期待しかない!」「宮本さんも関わってるならゲームの世界観を忠実に再現できる」と早くも期待が寄せられている。

 さらに宮本さんは任天堂公式Xで、「任天堂自ら制作に深く関与」「完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」とコメント。任天堂は制作費の50%以上を出資するとあり、気合いの入り様がよく分かる。

 制作費の出資と言えば、今年4月に公開された「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」も任天堂が共同出資し制作に携わっている。こちらは全世界における興行収入が12億8800万ドル。アニメ作品史上2位の成績となる大ヒット作品となった(ともに6月時点)。

 一方で、「ゼルダの伝説」シリーズの主人公「リンク」はゲーム上ではセリフを話すことがない。そのためファンからはキャストが誰になるかよりも、「リンクが喋るかどうか」の方が重要視されている模様。「ゲームの世界観そのままでリンクは喋らなくていい」といった声や、「流石に映画で主人公が一言も喋らないのは無理がある」といった声が上がっている。

 映画の公開日は未定だが、そのことについて宮本さんは「皆様の期待を裏切らない良いものができたタイミングで公開できれば」とコメントした。

 1986年に任天堂から発売された「ゼルダの伝説」シリーズは、長きに渡って世界中のファンから愛され続けている。そんなファンの期待を裏切らないために、宮本さんとAvi Aradさんは10年ほど前から話を続けてきたという。マリオに続く大ヒット作品になるか、映画の完成を期待したい。(フリーライター・井原亘)

「ゼル伝実写化」だけじゃない! 是非チェックしたいその他トレンドワード
・マリオRPG
・メジャー史上初
・ハナレグミ
・センチメンタルダイナ

■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

提供元・BCN+R

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