ブライトン所属の日本代表MF三笘薫は、今月25日に行われたプレミアリーグ(イングランド1部)第13節ノッティンガム・フォレスト戦を欠場。コンディション不良に悩まされる同選手の現状には、日本のファン・サポーターのみならず、韓国メディアも関心を寄せている。
三笘はプレミアリーグ初挑戦の2022/23シーズンから7ゴール5アシストと結果を残すと、今季も開幕から4試合で1ゴール3アシストと好スタートを切っていた。しかし9月24日の第6節ボーンマス戦で2ゴールを挙げたのを最後に、リーグ戦でノーゴール。先月に代表メンバーから外れると、今月も日本代表合流直後に怪我のため途中離脱を余儀なくされていた。
ブライトン再合流後、全体練習に参加していた三笘。ノッティンガム戦での復帰が期待されたが、メンバー外となっただけに、韓国メディア『SPO TV』は「日本代表エースの不振はいつまで続くのか。最後のゴールは9月まで遡る。今回は怪我で戦線離脱」とリポート。
昨季の活躍ぶりと今季ここまでのパフォーマンスを比較した上で、「三笘のスランプは珍しくない。昨シーズンはプレミアリーグでダークホースだったブライトンも、最近は三笘の不振もあり芳しくない。ノッティンガム戦では勝利したが、ボーンマス戦以来の白星だ」と、三笘のパフォーマンス低下がチームの成績に直結している現状もあわせて伝えた。
プレミアリーグで三笘やDF冨安健洋(アーセナル)、FWソン・フンミン(トッテナム・ホットスパー)とアジア人選手がプレーしているだけに、韓国での“日韓比較論”は盛んだ。
今月15日には韓国メディア『インターフットボール』は「ソン・フンミンやファン・ヒチャンと対照的。三笘の沈黙が続く」とリポート。三笘の不振ぶりを比較対象とした上で、韓国代表選手の好調ぶりを伝えていた。