アートを愛する人々のコミュニケーションの新拠点に。
エイベックス・エンタテインメントが、音楽やアート、カルチャーが融合する空間体験を人々へ届ける「WALL Project」を発表。11月29日(水)に、アートギャラリーとカウンターバーが設置されたオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」を東京・西麻布にオープンする。
東京・西麻布に「WALL_alternative」がオープン
エイベックスはこれまで、「velfarre(ヴェルファーレ)」「SEL OCTAGON TOKYO(セル オクタゴン トウキョウ)」などを通じて音楽を中心としたカルチャーを発信し、人々のコミュニケーションの拠点を築いてきた。
今回オープンする「WALL_alternative」では、アートを中心にさまざまなカルチャーを発信。多様な人が集まり新たなムーブメントが生まれる、特異性のある空間を目指す。
建物の設計は、これまで数々の展示空間やインスタレーションなどを手がけてきた建築家・萬代基介氏が担当。
ロゴデザインとネオン制作は、ネオンアーティスト・Waku氏率いる「Gokou Neon Studio」が手がけた。
また、施設内の香りにもこだわりが。香りのデザイン&ディレクションで活躍するアーティスト・和泉侃氏が、アート鑑賞や飲食を楽しむためのスペースコンディションにあわせた香りを演出する。季節に応じて香りが変わるため、その点にも注目だ。
また、施設内では和泉氏がプロデュースしたプロダクトの販売も行う。
カウンターバーで提供するドリンクやメニューにも注目
バーマスターはナチュラルワインの専門家である恩海洋平氏が務める。
ここでは常時、200本以上のナチュラルワインや、オリジナルコーンビーフを使用したサンドイッチなどのスペシャルメニューを提供する。
第一回目の展示会が開催決定!
「WALL_alternative」は記念すべき第一回目の展示会として、大野修氏による個展「VERSE」と、東城信之介氏と前田紗希氏によるグループ展「WALL SELECTION vol.1」をオープン日から12月16日(土)まで開催する。
大野修氏の個展「VERSE」では、ブリコラージュの技法を用いた「Chunk」シリーズの新作を発表。高さ180cmにおよぶ大型作品2点を含む12点を展示・販売する。
一方、グループ展「WALL SELECTION vol.1」では、東城信之介氏の新シリーズ作品と前田紗希氏の新作120号の作品を中心に展示・販売する。
なお、今後同施設ではさまざまなアーティストを選定し、複数作家によるグループ展を不定期開催する予定だ。アートの造詣を深めたい人は、「WALL_alternative」の今後の展開にも注目してほしい。
WALL_alternative
所在地:東京都港区西麻布4-2-4 1F
営業時間:18時〜24時
定休日:日曜日
(IKKI)