10月24日(火)、神奈川県小田原の早川河川漁業協同組合が管理する早川の冬季特別解禁に行って来た。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 平賀精一)
早川の冬季特別解禁
今年は10月22日から2024年の1月31日まで実施され、釣りが可能なエリアは2つに分かれている。ひとつは『ルアー・フライ専用区』で上流部の山崎階段前から下流部の太閤橋直下堰堤まで。もうひとつは『餌釣りエリア』で、上流部の太閤橋直下堰堤から下流部の風祭魚道までとなっている。ただし、ルアーとフライは2つのエリア内全域の釣りが可能。
両エリアともキャッチ&リリースで、ワームの使用禁止・ハリはシングルバーブレスフックの使用となる。もしハリを魚が飲み込んでしまった場合はハリスを切ってリリース。
釣行時間は7時から17時と定められており、一日券は大人¥1300(現場売り¥2000)、女性・中学生は¥650となっている。
平日でも50人以上が入川
6時30分ごろローソン小田原風祭店で遊漁券を購入(つりチケでも購入可能)して現地へ。気温は14度で風が吹くと思っていたよりも寒い。
国道1号を箱根方面に進み、地球博物館前の信号を左折すると太閤橋。エサ釣りの人は下流、フライ・ルアーの人は上流に車を走らせるといい。どちらも左岸側に駐車スペースがある。釣行日は平日だが、エリア全体で50人以上が入川していた。
タックルはトラウトロッド6ftのライトアクション、リール2000番にPEライン0.6号、リーダーはフロロカーボンライン5lb、ルアーは50mmのヘビーシンキング。
7時に開始。今回はルアーでの釣行だが、初めてのエリアのため下流域から試したのち、最上流エリアに移動することにした。
太閤橋直下の堰下と橋下は深みになっており、魚が溜まっている印象。下流にはエサ釣り、橋下にはフライの人が釣りをしていた。川に降りる際は、エリア内に何カ所か階段があるので、それを利用するのが安全かと思う。
下流エリアを探索中、風祭魚道上のポイントで2回チェイスはあったがヒットには至らなかった。
深みのある流れからニジマス登場
あまり反応がないので太閤橋に戻ると堰の下流で釣りをしている人たちがポツポツと釣っている。今度は道路からポイントを見ながらエリアの最上流部・山崎階段前まで歩き、釣り下っていくことにした。
途中、日曜日の冬季特別解禁初日に来たという人が「初日はかなりの釣り人だったが釣れていた」「日曜日に比べるとだいぶ魚が見えない。どこかに隠れてしまっているのだろうか?」と話していた。
釣り下りながら途中にルアーをスプーンに替え、やや深みのある流れに流すとヒット。だが、すぐに外れてしまった。周辺を探っても反応はない。折角のチャンスをものにできなかった。
気を取り直して釣り進むと再びヒット。今度はしっかりとフッキング。ロッドに重みは感じるが、引きはそれほど感じない。上がって来たのは45cmのニジマス。この魚を最後に、11時に終了した。
魚のコンディションが戻るころ、また行ってみようかと思う。
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
早川