ブラジル1部クルゼイロから2部グアラニFCへレンタル移籍中のブラジル人FWブルーノ・ホセに、ジュビロ磐田移籍の可能性が浮上。グアラニでは、かつてセレッソ大阪やアビスパ福岡に在籍していたブラジル人FWブルーノ・メンデスとともにプレーしている。
現在25歳のホセは、右利きのウインガー。インテルナシオナルをはじめブラジル国内の複数クラブをへて、昨年4月にクルゼイロからグアラニへレンタル移籍。加入当初から主に右サイドでスタメンでの出場機会を得ると、今季もリーグ戦37試合中29試合でスタメン出場。左サイドでも起用される中、4ゴール7アシストをマークしている。
ホセには、以前からJリーグ移籍の可能性が報じられていた。ブラジルメディア『グローボ』の編集者であるジュリオ氏は今年7月に「日本と韓国のクラブが、ホセの代理人に接触した。最初の接触は失敗に終わったが、数日中に新たな連絡があるようだ」とリポート。交渉進展が期待されていたものの、今年夏の移籍は実現しなかった。
クルゼイロの移籍情報に精通するサムエル氏によると、ホセとグアラニのレンタル契約は来年12月まで残っていたが、今季限りでの退団がほぼ確実になったとのこと。同選手の保有元であるクルゼイロは磐田との交渉を進めているが、現時点で移籍金は明らかになっていないという。
またホセはグアラニで年俸72万レアル(約2000万円)を受け取っていたとのこと。現地では「選手本人はグアラニでのプレーを望んでいたが、より大きな経済的安定を求めて移籍を決断した」と報じられている。