モッピーなどのポイント事業や記事広告やなどを提供するセレスは、通期業績予想の修正を発表しました。

修正理由

連結売上高につきましては、広告需要の低迷によりポイント事業で AD.TRACK と記事広告型メディアが想定を下回って推移しました。一方、D2C 事業において主に高機能インソール「ピットソール」の販売が好調で、売上高が想定を大幅に上回った結果、前回発表予想から 1,000 百万円増額し24,000 百万円に修正。

連結営業利益につきましては、主力事業であるポイントメディア「モッピー」で前年からの原価の期ずれの影響が残ったことに加え、AD.TRACKや記事広告型メディアの売上が想定以上に減少したことによる利益減、ゆめみの積極的な人材投資によるコスト増および、不採算案件による損失を計上したことなどにより、前回発表予想から 600 百万円減額し、1,000 百万円に修正。

親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、2023 年 12 月期第3四半期連結会計期間において減損損失 368 百万円を特別損失として計上したことを前述事由に加味し、前回発表予想から 550 百万円減額し、250 百万円へ修正。

セレス、広告需要低迷などを受けて通期業績予想を修正
(画像=『RTB SQUARE』より引用)

特別損失も計上へ

連結子会社である株式会社マーキュリーは、システムに関連するソフトウェア資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき 2023 年 12 月期第3四半期連結会計期間において減損損失368 百万円を特別損失として計上いたしました。

マーキュリーが運営する暗号資産販売所「CoinTrade(コイントレード)」および暗号資産ステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」では、口座数やステーキング取扱い銘柄数が順調に増加しているものの、暗号資産市場の特性や事業環境を鑑みて保守的に判断

提供元・RTB SQUARE

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