メルカリは2024年初春に、単発・短時間の雇用契約による新しい働き方を提供するスポットワーク事業へ、スキマ時間を活用して働ける求人プラットフォーム「メルカリ ハロ」を通じて参入する。

メルカリ、「メルカリ ハロ」でスポットワーク事業に参入へ
(画像=「メルカリ ハロ」を通じて仕事を探す「クルー」と、 求人を出す「パートナー」をマッチング、『BCN+R』より 引用)

給与デジタル払いを実現

 今回のスポットワーク事業への参入によって、これまで同社が「メルカリ」を通じて行ってきた「モノ」の循環、「メルペイ」の決済・与信事業による「お金」と「信用」の循環に、「時間・スキル(働く)」を加える。

 同事業では、人手不足という社会課題とその中で急速に拡大しているスポットワークへの需要に対して、フリマアプリ「メルカリ」を通じて簡単に仕事を探せる体験を提供する。将来的には、同社が展開しているモノの循環、決済、与信といった既存事業と組み合わせることで、働いた給与を即時に「メルペイ」で受け取り、「メルカリ」や日常の買い物での決済、「メルカード」の支払いに活用する、「働く」ことで得た信用を実績としてメルカリに蓄積していくといったシナジーの創出を目指す。

 「メルカリ ハロ」は、「だれでも、すぐに、かんたんに」をコンセプトにスキマ時間を活用して働ける求人プラットフォーム。仕事を探す「クルー」と、求人を出す「パートナー」が日常的に出会い、安心して気軽に挨拶しあえる世界観を示すべく、サービス名を「メルカリ ハロ」としている。

 すでに本人確認済みのメルカリのアカウントがあれば、新たに情報を入力することなく、フリマアプリ「メルカリ」から簡単に仕事に応募することが可能で、メルカリにおける評価と同様にパートナー・クルーの評価が可視化されるため、安心して利用できる。

 あわせて、スポットワークの活用に不安が大きいパートナーに対しても、月間2260万人(うち本人確認済1395万人)の顧客基盤を活用して、幅広い属性・経験を持つクルーとのマッチングを実現する。

 「メルカリ ハロ」は、2024年初春に首都圏の一部エリアからのサービス開始を目指して開発を進めており、順次全国へと展開していく。グループ会社であるメルペイを通じて給与のデジタル払いを実現し、「メルカリ ハロ」を利用した際に「メルペイ」で給与を受け取れる体験の提供を目指す。

メルカリ、「メルカリ ハロ」でスポットワーク事業に参入へ
(画像=「メルカリ ハロ」の画面イメージ,『BCN+R』より 引用)

 11月13日には、2024年初春に予定しているサービス開始に先駆けて、「メルカリ ハロ」で働く人を募集したい求人募集パートナーの問い合わせ窓口を開設した。また、問い合わせ・事前登録を行ったパートナーに対して、サービス開始時から当面の間の手数料を無料とするキャンペーンを実施する。

提供元・BCN+R

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