バーチャル背景を設定するときの5つのポイント
自然なバーチャル背景を設定するためにはいくつかのコツがあります。コツを知らずにバーチャル背景を設定すると、不自然になってしまうので注意しておきましょう。
ポイント1.背景画像やビデオのサイズを調節する
バーチャル背景を設定するときの1つ目のポイントは、背景画像やビデオのサイズを調節することです。
背景を画像にする場合、「1280 × 720」ピクセルまたは「1920 × 1080」ピクセルの画像のサイズがおすすめです。
画像のサイズの調整は、iLoveIMGというサイトの「オンラインでJPGを瞬時にサイズ変更」で可能です。
また、画像形式は「24ビットのPNG」または「JPG」「JPEG」である必要があります。他の画像形式のものを背景にしたい場合は、変換サイトを使って指定の画像形式に合わせましょう。
ビデオを背景にする場合、「MP4」もしくは「MOV」のファイル形式である必要があります。また、解像度は「480 × 360 〜1920 × 1080」であることを確認しましょう。
ポイント2.自分に当たる光の角度に注意する
バーチャル背景を設定するときの2つ目のポイントは、自分に当たる光の角度に注意することです。
例えば、上記の画像のように明るい背景を設定している場合は、写っている顔や体も同様に明るくないと違和感が生じてしまいます。
逆に、上記の画像のように背景が暗い画像では、自分に光を当てすぎると発光しているように感じさせてしまう可能性があります。
部屋の光や自然光の加減を調節し、違和感のない背景を設定しましょう。
ポイント3.時間帯にあった背景を選ぶ
バーチャル背景を設定するときの3つ目のポイントは、時間帯にあった背景を選ぶことです。
夜のミーティングで明るい画像を使用すると、相手に違和感を覚えさせてしまうことも。時間帯によってお気に入りの背景を設定すれば、小さいことにもこだわる姿勢を見せられます。服のように背景を切り替えて、会議に挑んでみてもいいですね。
ポイント4.文字を入れる場合は反転していないか確認する
バーチャル背景を設定するときの4つ目のポイントは、文字を入れる場合は反転していないか確認することです。
同業他社と合同会議を行う際、わかりやすいように社名や名刺などの内容を背景に入れる機会もあるでしょう。
Zoomで名刺を背景にする場合は、相手から見て文字が反転しないようにすることが大切です。上にある画像のように、自分の画面からは、文字が反転して見えています。
しかし、他のアカウントから見ると文字は反転していません。名刺や社名などで文字を移すときは、自分のアカウントでは反転している状態が正解なことを覚えておきましょう。
余裕があれば、ミーティングに参加する前にテストミーティングをしてみることをおすすめします。自分の体と、文字がかぶらない位置を見つけられるといいですね。
ポイント5.著作権を考慮する
バーチャル背景を設定するときの5つ目のポイントは、著作権を考慮することです。
家族や友人間でのオンラインミーティングの場合、私的利用であるとされ著作権違反になる可能性は低いです。しかし、社内の会議や、外部の人が参加するセミナーなどは、私的利用ではないと判断され、著作権違反になります。
よかれと思って設定した背景で問題が起きないように、著作権に配慮した画像を使用するようにしましょう。
参考:神戸新聞「有名人の写真、オンライン会議の背景に使うのはあり?なし? 弁護士「職場で利用する場合は注意が必要」」