ラザール・サマルジッチ 写真:Getty Images

 ウディネーゼに所属するセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の代理人が、今夏の移籍市場を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えた。

 世代別ではドイツ代表としてプレーしていたものの、A代表ではセルビア代表を選択したサマルジッチは、下部組織からプレーしたヘルタ・ベルリンでプロキャリアをスタートさせると、ライプツィヒでのプレーを経て、2021年8月にウディネーゼへ移籍。今季はここまでセリエA12試合で2ゴール1アシストを記録している。

 そんなサマルジッチは今夏にインテル移籍の可能性が盛んに取り沙汰されていたが、最終的に実現せず。だが、同選手の代理人は今夏の移籍市場について「ラザールは常にプロフェッショナルだ。インテルで起きたことに失望しているのは明らか」と回想すると、次のように述べた。

 「しかし、それ以来起こったことはもはや彼に何の影響も及ぼしていない。彼はまだ21歳だから、これが最後のチャンスではなかったのは確か。彼はウディネーゼに再び集中をして、見ての通り自分の価値を証明した。フリウリ(ウディネーゼの本拠地)でスタートするもう1年は彼のキャリアに取って必ず役に立つだろう」