ダビド・ラヤ 写真:Getty Images

 アーセナルが、ブレントフォードからレンタルで加入しているスペイン代表GKダビド・ラヤ(28)の買い取りを決断したようだ。

 2019年夏にブレントフォードへ加入し、抜群の反射神経を生かしたシュートセーブを武器に昨季もプレミアリーグ38試合に出場して12度のクリーンシートを達成したラヤ。今夏にアーセナルへと移籍すると、ここまでリーグ戦8試合に出場するなどイングランド代表GKアーロン・ラムズデールからポジションを奪ってみせた。

 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルは2024年にラヤに設定されている2700万ポンド(約50億5000万円)の買い取りを決めたとのこと。同選手はすでにアーセナルとの長期契約にサインしているようだ。

 ブレントフォードは今夏にバイエルン・ミュンヘンなど複数クラブが関心を示していたスペイン代表GKに関して、アーセナルがファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるべくに、買い取りオプション付きという構造の移籍を受け入れていた。