ガンバ大阪所属のイスラエル代表MFネタ・ラヴィは今月25日に明治安田生命J1リーグ第33節サンフレッチェ広島戦を控える中、欧州復帰の可能性が報じられている。
ネタ・ラヴィはイスラエル1部マッカビ・ハイファFCで5年以上にわたりプレーした後、今年1月にハイファからG大阪へ完全移籍。来日1年目の今季はここまでリーグ戦24試合でスタメン出場するなど、主力選手として活躍している。
そんなネタ・ラヴィは今月もイスラエル代表に招集。ハンガリーで行われた欧州選手権(EURO)予選スイス戦とルーマニア戦でスタメン出場した一方、22日開催のアンドラ戦では出番がなかった。
イスラエルのスポーツチャンネル『Sport5』によると、ハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTCがネタ・ラヴィに関心を寄せている模様。同クラブの関係者がハンガリー開催のEURO予選2試合で視察に訪れたほか、記事では「今年夏にハイファからフェレンツヴァーロシュへ移籍したMFムハマド・アブ・ファニの成功が、より多くのイスラエル人選手に道を開くと期待されている」とリポート。アブ・ファニには今年5月に京都サンガからの関心が報じられていた。
また『Sport5』は、ネタ・ラヴィ獲得でG大阪の支払った移籍金が50万ユーロ(今年1月時点で約7000万円)と伝えた上で、「G大阪は50万ユーロ以上の移籍金を要求するだろう」と綴っているが、オファーの有無には触れていない。
フェレンツヴァーロシュはハンガリー1部リーグで33度の優勝を誇る強豪。今季もここまで12試合を終えて8勝1分3敗と首位を走っているほか、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグではフィオレンティーナやKRCヘンクなどと対戦している。
なお『Sport5』によると、ネタ・ラヴィはG大阪との契約を2025シーズン終了後までであり、現行契約には1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれているという。