同時間帯に同IPアドレスを使う人を認識

今回Xが行ったとうわさになっている仕様変更が”IPアドレス検出機能”である。「同じ時間帯に同じWi-Fiを使っている人は、同じ職場で働く仲間や、一緒に暮す家族やパートナーなのでは?」と想像し、「知り合いかも」と教えてくれるのだ。

「さすがはイーロン・マスク……!」と思う方もいるかもしれないが、実はこのIPアドレス検出機能は、FaceBookやInstagramなどではずいぶん前から導入されている仕様。しかもリプライ欄には、そもそも、Twitter時代にもIPアドレス検出機能が短期間搭載されていたとの情報が寄せられていた。

今回、X社が何を目的にこの機能を再実装したのか、そもそも本当に機能を搭載したのかについては明らかになっていないが、「職場や家族の人とXでもつながれば、さらに楽しくなるよ!」と考えているのであれば、「大きな間違いですよ」と伝えたい。少なくとも筆者にとってXアカウントの身バレは、地獄の日々の序章になること間違いなしである。

職場や家族にバレたくない人は、設定変更を急いで!

筆者と同じく、職場の人や家族にXのアカウントがバレるリスクは最小限にとどめたいという方は、こちらの手順に従って、今すぐ設定を変更しよう。

X(旧Twitter)が同じWi-Fiを使用した人を「知り合いかも」に出してくる? – 家/職場バレNGなら設定変更を
設定>プライバシーと安全(画像=『オトナライフ』より 引用)
X(旧Twitter)が同じWi-Fiを使用した人を「知り合いかも」に出してくる? – 家/職場バレNGなら設定変更を
プライバシーと安全>推測される識別情報(画像=『オトナライフ』より 引用)
X(旧Twitter)が同じWi-Fiを使用した人を「知り合いかも」に出してくる? – 家/職場バレNGなら設定変更を
推測される識別情報をもとに、パーソナライズをオフに(画像=『オトナライフ』より 引用)

この方法で、確実に身バレを防ぐことができるかは定かではないが、デフォルトでパーソナライズがONになっている状態は、これからも、Xでこっそりとつぶき続けたい方にとって好ましくない状況といえる。アカウントがバレるリスクには、片っ端から対処していくことが吉だ。

匿名で思いを語ることができる”憩いの場”であった旧Twitter。Xへの進化後もツイ廃状態から抜け出せない方は、こまめにX情報をチェックしておこう。

※サムネイル画像(Image:Hadrian / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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