トッテナム・ホットスパーが、ローマに所属するイタリア代表MFブライアン・クリスタンテ(28)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。
今夏に絶対的エースであったイングランド代表FWハリー・ケインがバイエルン・ミュンヘン移籍をしたものの、アンジェ・ポステコグルー新監督のもとで好スタートを切ったトッテナム。だが、第11節のチェルシー戦で今季初黒星を喫すると、続くウルバーハンプトン戦でも敗れてしまった。
そのなかで、トッテナムは1月中旬からセネガル代表MFパプ・サールとマリ代表MFイブ・ビスマがアフリカネーションズカップで離脱する見込み。加えて、デンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクがクラブに不満を持っていることから、1月の退団も取り沙汰されている。
中盤を本職とする選手がウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールとイングランド人MFオリバー・スキップになることからトッテナムはクリスタンテをリストアップしており、移籍金は約3000万ユーロ(約48億5000万円)に見積もられているようだ。その一方で、ローマは資金面が圧迫している状況だという。
ミラン下部組織出身のクリスタンテは2011年に16歳でトップチームデビューを果たすと、ベンフィカやイタリア複数クラブでのプレーを経て、2018年夏にローマへレンタルで加入。同シーズン中に完全移籍へ切り替わると、今季もここまで公式戦16試合に出場している。