マンチェスター・ユナイテッドに所属する元フランス代表DFラファエル・バラン(30)が、1月の移籍市場で移籍することはないようだ。イギリス『サン』が伝えた。
2011年夏に加入したレアル・マドリードでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇などに貢献したバランは、2021年7月にユナイテッドへ移籍。昨季は公式戦34試合に出場したが、今季はプレミアリーグ8試合に出場しているものの、控えに降格している。
この状況に不満を持っているバランにはバイエルン・ミュンヘンからの関心が浮上しているが、エリック・テン・ハグ監督はトップ4フィニッシュに向けてシーズン終了まで退団を認めないという。ただ、来夏にはオファーに耳を傾けるようで、移籍金は1700万ポンド〜2000万ポンド(約31億7000万円〜約37億2000万円)だという。
また、ブラジル代表MFカゼミーロに次いでユナイテッドで高給取りの元フランス代表DFは、マドリード時代に共闘したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなどスーパースターを積極的に獲得しているサウジアラビアのクラブか、イタリアのクラブへの移籍を望んでいるようだ。