サッカー日本代表「森保ジャパン」のMF守田英正は、今月21日に行われたFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選シリア戦でフル出場。所属先のスポルティングCPでも主力選手として活躍する中、CDサンタ・クララ時代のチームメイトが同選手の良さを語っている。
守田は川崎フロンターレ、CDサンタ・クララを経て、昨年夏にスポルティングCPへ完全移籍。加入1年目の2022/23シーズンからポルトガル1部リーグ戦でコンスタントに先発出場すると、今季はMFマヌエル・ウガルテの退団もあり、ここまでリーグ戦ほぼ全試合でスタメン出場。今月2日の国内カップ戦を前に負傷したが、12日に行われたベンフィカ戦で復帰している。
そんな守田のプレーやメンタリティーは、日本国内のみならずポルトガル国内でも称賛されている。CDサンタ・クララ時代にボランチで守田とコンビを組むことが多かったMFリンコンは、ポルトガル紙『ア・ボーラ』のインタビューに応じた際、日本代表MFの特徴について以下のように語っている。
「彼は素晴らしい人間性の持ち主であり、模範的なプロフェッショナルだ。いつも同じように献身的なプレーを見せて、チームを助けるために積極的にハードワークする。(スポルティングCP移籍など)彼の人生に起きている出来事は、それ相応のものだ。僕はいつも彼を応援している。僕が守田のファンであり、彼のプレーを見るのが楽しみであるということは、すでに本人に伝えたよ」
「彼は28歳だけど、まだまだ時間はある。若い選手だけど、経験は豊富だ。ピッチ外から試合を見てい思うことだけど、パス、ドリブル、シュートとすべてのプレーにおいて(プレー選択の)タイミングの良さが際立っているんだ」
スポルティングCPで必要不可欠な戦力となっている守田。来年1月のアジアカップ参戦が濃厚とみられるだけに、スポルティングが守田の代替要員を獲得する可能性が現地で報じられている。