堤防から手軽に狙えるメイタ(チヌの若魚)。冬場は脂がのって美味しい。今回は「メイタの丸干し」を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
食べごろサイズ
食べごろサイズは、ズバリ20~30cmの小型。「生殖器」が未熟なためか、臭いがなくて美味しい。
持ち帰り方
釣り上げたメイタはナイフなどを使って絞め、クーラーに収納。潮氷でキンキンに冷やして持ち帰る。
下処理
持ち帰ったメイタはウロコを剥いで、エラとワタを取る。あとは内側(腹側)の血合の部分をこそぎながら、水洗いすれば下処理は完了。
エラとワタを取る(提供:TSURINEWSライター松田正記)
干す
下処理を済ませたら、魚に切り目を入れて軽く塩を振る。
切り目を入れる(提供:TSURINEWSライター松田正記)
あとは皿に移し、冷蔵庫内で干す。5~6時間で表面が乾き、ひと晩干すと切り目の隙間まで水分が飛ぶ。いずれも味に変わりはないものの、ひと晩干したほうが焼いたときに身がプリプリになる。
冷蔵庫内でひと晩干す(提供:TSURINEWSライター松田正記)
焼く
ここからは最後の工程。まずはグリルにホイルを敷き、ここに魚をのせる。ラストは中火でじっくり焼き上げればできあがり。シンプルで簡単だが、酒の肴はもちろん、ご飯のお供としても最高だ。
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<松田正記/TSURINEWSライター>