ピアッジオグループジャパンは、オフロードモデルのアプリリア「RX 125」と、そのモタードバージョンであるアプリリア「SX 125」に、新しいグラフィック・ホワイトワンダーを追加した。
他の原付二種クラスを超えた存在感を放つ同バイクは、11月17日(金)より、全国のアプリリア正規販売店にて発売が開始された。
新しいグラフィックとしてホワイトワンダーを追加
アプリリアは、第二次世界大戦直後の1945年に二輪車メーカーとして産声を上げた。同社がバイクの製造を行うのは1968年からで、1970年代に入るとモトクロス用の50ccバイクの製造をはじめ、すぐに125ccへと拡大。1975年にはモトクロスレースに参戦した。
現在、ロードレースでの活躍が目立つアプリリアは、モトクロスレースからレース界へのデビューを果たしたのだ。
そんなアプリリアの成功の遺伝子を受け継ぎ、アグレッシブで本物志向なライダーに愛されるフルサイズオフローダー「RX 125」とモタード「SX 125」。
この度、両モデルのカラーに、従来のイエロースターク、レッドフラッシュに加えて、ホワイトをベースにパープルをアクセントとして取り入れた、新しいグラフィックであるホワイトワンダーが追加された。
原付二種というクラスを超えたデザイン性と装備。さらに、パワフルなエンジンによる軽快な走りは、同モデルをアプリリアのスポーツ性能を兼ね備えた、個性際立つモーターサイクルに仕上げている。
それでは、アプリリア「RX 125」「SX 125」の主要諸元の一部を紹介しよう。
エンジンは、4ストローク 水冷単気筒 DOHC 4バルブを搭載。総排気量は、124.2ccで、最高出力は、11kW(15HP)/10,000rpm、最大トルクは、11.2Nm/8,000rpmを発揮する。
トランスミッションは、6速リターン。変速比は1速11/33・2速15/30・3速18/27・4速20/24・5速25/27・6速23/22で、一次減速比は29/69、最終減速比は「RX 125」が13/69、「SX 125」が13/62。
全長は、「RX 125」が2,145mm、「SX 125」が2,075mm。全幅は、両バイクともに820mm。全高は、「RX 125」が1,180mm、「SX 125」が1,140mm。シート高は、「RX 125」が905mm、「SX 125」が880mm。車両重量は、両バイクともに134Kgとなる。
価格は、「RX 125」がメーカー希望小売価格473,000円(税込)、「SX 125」がメーカー希望小売価格484,000円(税込)だ。
オフロードレースにおけるアプリリアの偉大な功績を継承する「RX 125」と「SX 125」。洗練されたデザイン・パフォーマンス・高度なテクノロジーは、日常走行でも、最も過酷なオフロードトレイルでも、多くのライダーの共感を得ることだろう。
(高野晃彰)